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虚の王・・・・馳星周氏著
なんかさ、暇ぢゃん。所詮さぁ。
なので本ばかり読んでいる。
読んだ本の事を忘れかねないので。。。すぐ忘れるんだけどさぁ。
なので、読んだ本のことを書きとめておく事にした。
別にダカラ何なの?って話なんだけどね。

今回は、馳星周氏の作品の感想?ってことで。
不夜城シリーズ3巻は読破済み。新しく見つけたこの作品・・・





渋谷が舞台。本のタイトルに長編暗黒小説なんて書いてある。
この作家は、映画にもなった「不夜城」シリーズを書いた人。
映画になったのも知らないで不夜城を読んだ。3巻とも。

この馳氏の書く文章。妙に男臭くて好きだ。
主人公は、渋谷でのし上った後にヤクザを刺し殺して少年院に行った
経緯を持つ隆弘という18歳ぐらいの男。
このヤクザを刺した件で、彼の所属したチーム?は解散。
結局、仲間の誰も彼を助けることなく逃げたというわけ。
短気で暴力的。でありながら繊細さと弱さを持つ。
言葉より力で・・・そんなタイプの男。

冷めた思考回路と、自己中心・自己快楽・自己陶酔しか持たない、
文字通り狂気の高校生栄治。売春組織と低脳な高校生を操りつつ、
普通に通学をし、何も知らない顔をして生きている。凶器の少年。
暴力よりも頭の回転の速さと、徹底した粘着、そしてカリスマを持つ。

高校教師の潤子。歪んだ幼児期を持ち、同性愛志向を隠し持っていた。
自分でも知らなかった自分との対面。驚愕。鮮血。狂気。
内向的で良い子思考がそのまま大人になったタイプ。

女子高生モデルとして雑誌に常に載っている希生。
売春組織の連絡係。自己陶酔と自己愛。綺麗な仮面の下の悪魔が潜む。
自己中心的でソコソコ頭は使える。なのにまるでナンセンス。

歪んだ少年たちの街。歪んだルールが堆積する街。
自分の中の狂気に気付きながら、自らを凶器にして4人は蠢き続ける。
覚醒剤。売春。ナイフ。ヤクザ。暴力。虚勢。魂の歪。

ざっとこんな感じの話。あまりぶっちゃけても。なので。

馳氏の書く文字。読みやすい。感じやすい。想像しやすい。
文字に描写が乗っている気がする。物凄く入りやすい。
渋谷を知らない人でも、渋谷の大まかなものを感じられるような
表現が多用されていて、アタシは凄く好きだ。

実際、この物語に出てくるような事が、現実に繰り返されているかは
定かじゃないけど、この中に出てくる渋谷の描写は事実に近いなぁ。

10代の子と接する機会も、ほーんと減っちゃったアタシですが。
アタシが高校生の時も、何も怖いものが無いよなんて顔して
必死にそう見えるようにした時期あったのかもしれない。

高校生の強さって、集団って事だよね。集団。
独りで何かしでかす勇気なんかないヤツばっかり。
アタシだってそうだったもんね。
集団でいれば大声で話す。虚勢だよね。虚勢。
自分がちっぽけなこと隠す為に大きな声で話すんだよ。
制服が武器だった。制服がパスポートだった。
高校生ってだけで何か永遠の強さがあるような気になってたのかも。

ただ。アタシは世に言う『不良』という類じゃなかったのよ。
真面目だったとも言わないけど、悪いことも殆どしなかった。
そういうことを専門wにしてる?友達はいっぱいいたけどね。

そうそう。アタシの学生の頃ね・・・まだまだ先輩はシンナーを
していた時代だった。シンナーだよ。今はいないんだろうなぁ。
今みたいにドラッグなんてもの簡単に手に入れられる時代じゃなかった。
今はさ、高校生とかっていうジャンルにいれば簡単だろうけどね。

昔みたいに、見た目からして・・・「不良なの」「悪い子なの」なんて
そんな見た目の子減ったよね。激減だよ。絶滅したんだね。
見た目が普通の子の方がよっぽど悪いことしてる。
それが今の時代の普通。アタシの学生の頃の普通とは違う。

そりゃ、あのアタシの時代にだって、援助交際してる子いたよ。
結構な数だったとは言わないけど、高校生を武器にして
オジサマたちから大枚ふんだくって援交してる子いたもんなぁ。
当時、アタシの覚えてる金額は1回10万円だったなぁ。
今なんかそんなお金は稼げないんだろうなぁ。高校生。
いくらでも簡単に売っちゃう子いるんだろうしねぇ。

簡単に買える時代。簡単に売れる精神を持つ高校生。
何だか怖いね。売るのは何も女の子ばかりじゃないもんね。
男の子だって援助交際しちゃうんだもんね。コワイヨね。

まぁ、そんな援助交際話はどうでも良くって・・・w


この虚の王はボチボチ読んでいたつもりが、2日で読みきった。
なんだか吸い込まれるみたいに、ガツガツ読んだ気がする。
そのくせ、そんなに時間がかかったわけでもない。
結構のんびり読んで2日だ。内容がうすいっぺらい訳じゃない。
引き込まれてしまうから、文字を追う速度が上がっていく。
馳氏の文章は実に眼に優しい。脳みそに親切だ。

アタシの場合、本を読む場合、必ず場面を想像して動画にしながら読む。
頭の中で、さながら映画監督気取りなの。
どんな俳優を使うか・・・なんて考えつつ進む。
画像が浮かんでこない小説は読めない。読み進めない。
どんなジャンルでも、絶対に場面を想定しながら読む。
ホラーだろうがミステリーだろうが恋愛小説でも。

今回、隆弘は俳優として売れ始めていたのに、事故で亡くなった
ある俳優さんを想定して読みました。(結構前の話です)
栄治はごくせんに出ていた、あの・・・名前知らないのw
ジャニーズの子じゃないことはわかるんだけど、主役じゃなくて
( ̄-  ̄ ) うーん なんだっけなぁ。
色白で、えっと~・・・・結構背の高い、細身の男の子にした。
希生はなぜかえびちゃんになってしまったw
潤子はね、顔が無い状態で読んでいた・・・。
でも、頭の中でぼんやり映る横顔は、親戚の女性でした。ナゼカネ。

中にはヤクザとかもっと出てくるんだけど、みんな脇役であっても
きらっと光っている俳優さんたちを起用。(あ!頭の中だからね?)

馳氏の小説の場合、簡単に配役は決まっていくし、何よりも
風景がすぐに浮かんでくる。サッと浮かんで固定されていく。
なので、どんな場面もまるで困ることが無い。なので読むのが早い。

この方の小説。他に何があるか知りませんけど・・・(不夜城シリーズ以外
今後も見つけたらすぐ読むと思います。

お薦めですね。男臭い文体。すごく入りやすい文字使い。
アタシ。かなぁ~り この人好きです。


テーマ:読書メモ - ジャンル:本・雑誌

【2006/02/07 10:07】 | 読書の話 | コメント(2) | page top↑
<<禁止されると・・・ね。 | ホーム | アタシのお薦め 『 アド・バード 』>>
コメント
いつも楽しみに読ませてもらてますー^^

『なんかさ、暇ぢゃん。所詮さぁ。』
っていう始まりが好きです・・・はい。
【2006/02/08 11:38】 URL | にゃごん #-[ 編集] | page top↑
まぁ。そこが好きだったかぁ。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
もうね。適当なだけなのw
【2006/02/08 20:12】 URL | みど #cQS5UOKA[ 編集] | page top↑
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